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浦沢と長崎が脚本に加わっているだけあって、巷にあふれている軽いノリの邦画とは一線を画している。元々浦沢は映画の構図を意識した作画をしているので、絵コンテがすでに出来上がっているようなものなのだ。それだけに、実写になっていてもあまり違和感は感じなかった。ハリウッドに負けない娯楽大作にしようという意気込みは伝わった。そしてその方向性は決して間違っていない。ただ、フミヤはいらない。
こういった漫画の実写化映画は、何度も何度も原作を繰り返し読んで、粗を探すかのように観るものではない。そういった見方もまた一つの愉しみかも知れないが、漫画は漫画、映画は映画として観るべきである。表現方法がまるで違うのであるから。ただ、フミヤはいらない。 【カタログ】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-09-09 20:52:44)
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