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レビュー情報
《ネタバレ》 1950年にこのような作品をよくもまあ世に送り出せたものです。見下げ果てた悪党を演じさせたら右に出る者無しであるリチャード・ウィドマーク持ち味全開であるところに加えてのレイシストっぷりは「演じ切る」役者魂を感じました。エキストラの女性がブルックス医師(シドニー・ポワチエ 22歳)に「黒い手で触らないで」と唾を吐きかけるワンシーンにウィドマークの罵詈雑言を上回る当時の世相を見ました。製作者は「黒人だろうが白人だろうが医師として優秀な者を求めている」というウォートン医師の存在を黒人白人皆に観てもらいたかったのだろうと思います。凄い作品を観ました。
【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 9点(2019-05-25 01:18:47)
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