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コメディは嫌いな方ではないが、ココまでスッキリ笑えたものは少ない。徹底してバカバカしさを追及した心意気も見事だが、やはり最大の勝因はヒロインに天下の美女エリザベス・ハーレーをもって来ちゃったこと。その神々しいまでの美貌こそ、思いっきりこの映画がシャレになっている理由そのものだと私は信じる。その証拠に、ちょっと庶民的な可愛らしさのヘザー・グラハムにシフトした途端、オースティンの男っぷりが露骨に下がった。おバカは真剣にやってこそ。色男は美女をはべらしてこそ。マイク・マイヤーズはコメディをナメてない。人を笑わせるって、実は真剣勝負なモノなんですよね。
【anemone】さん 9点(2003-12-06 01:05:30)
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