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《ネタバレ》 呪われた血脈に翻弄され、自らもその血筋と同じ道をたどるかと思いきや、結局そうじゃなくてめでたしめでたし!・・・っていう話ですよね?これ。
小学生の時、映画館まで観に行ったアニメです。当時はプロメテウスが大好きでした。最近久しぶりに観る機会があったんだけど、こんなマニアックなプロットで長編映画化できる時代だったんだぁ・・・と感慨深いです。 まずもって主人公が揺れすぎで感情移入できない。神と人間が出てくるんだけど、神様は全般的に性格が悪い以外はあまり人間との違いはなさそう。ごく一部超能力者もいるけどその他はわりと簡単に死ぬ。 で、その神様にどれだけ虐げられてたか知らないけれど、人間は神から独立すべく立ち上がるのにリーダーが必要ってことでアリオンが祭り上げられるわけですが、その演説にひっくり返ります。 よくCMでも流れていた記憶ですが、名台詞「行こう!オリンポスへ!!」の前には「ぼくはレスフィーナが好きだ(妹だけど)!レスフィーナのために!」というのがあるんですよね。民衆よ、なぜそれで「うおーっ!!」となるのだ。 最後の方なんか、アリオンなんにもしてないよね?すごい主人公もいたもんです。 ラスボスアポロンも魅力的な悪役なのに、レスフィーナから拒否られただけで消えてしまうし、意味わかんない。 最後は二人で幸せそうにペガサスに乗っちゃっていますが、神亡き後の地上の混沌はどうなってしまったんでしょうね?? ・・・・・・あ、でもこれだけ言っておいてなんですが、絵はとってもキレイなんですよ。暴れまわるアリオンはかっこいいんですよ、ほんとに。こんだけ荒唐無稽な話でも、当時は好きだった。いや、今でも嫌いにはなれないな。だから点数は甘めです。 【denny-jo】さん [映画館(邦画)] 5点(2013-01-14 23:45:06)
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