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レビュー情報
これは稀代の傑作だ。私は、現代ニューヨークを最も表情豊かに描き出せる作家はエドワード・バーンズだと思っている。ウディ・アレンのようなウィットの利いた会話も書けるし、構図取りも巧い(キャメロン・ディアスの部屋での鏡を使った構図等)。そんなバーンズの才能とセンスが如何なく発揮された作品が本作だ。バーンズとマイク・マクグローンの会話が圧倒的に面白いが、そこにジョン・マホニーが絡んだ時のグルーヴ感。あの会話のグルーヴ感は、アレン作品とはまた違う心地よさを持っている。ジェニファー・アニストン、キャメロン・ディアスといったところも難なく作品に溶け込ましている演出力も流石だ。
【brass ring】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-04-22 01:53:32)
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