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《ネタバレ》 仮面ライダーWと仮面ライダーオーズの中編劇場版と共演のパートで構成されているが、Wを最終回までまだ見ていない状態での鑑賞だったので、最終回後の話であるWパートをその状態で見て大丈夫なのかという不安はあったものの、そのWパートでは照井と亜樹子の結婚式当日が舞台となっていて、完全にテレビシリーズの後日談になってるみたいだが、内容は仮面ライダーアレルギーの亜樹子が怪人の力によって父である壮吉がなぜ仮面ライダースカルになったかを見せられるというもので、ほとんどスカルのスピンオフみたいになっているが、(出演者クレジットのトップも吉川晃司。)そのおかげか、Wを全部見ていないことをあまり気にせずに見る事が出来た。壮吉と相棒である山本太郎演じるマツのコンビは本当にハードボイルドな雰囲気があり、演じる二人を見ても本当に仮面ライダー映画なのかと思うほどで、前作MOVIE大戦のWパートがいつものWという感じだったのとは対照的に思える。(たぶん、それを狙ってるんだろうなあ。)話自体もけっこう面白く、そこそこ満足。続くオーズのパートだが、オーズ自体をこれで初めて見たということもあり、レギュラーの登場人物の関係からよく分からなかったっものの、王道のヒーロー番組らしい作りでけっこう安心して見ていられた。(ひょっとしたらオーズのパートの方が子供受けはいいかも。)最後の共演パートも敵を2体出し、主役ライダー二人とサブライダー二人がそれぞれコンビを組んで二組に分かれて挑むというのが見ていて思わず年甲斐もなく燃えてしまった。このパートはWパートのエピローグでもあり、見終わってこの映画は亜樹子が仮面ライダーアレルギーを克服し、照井と結ばれるまでをオーズの世界と絡めて描いたものだったのかなあと思えてくる。それにしても、前作でも思ったが、いくらオムニバス映画とはいえ、パートが変わるごとに東映マークが出るのはやはり違和感がある。
【イニシャルK】さん [インターネット(邦画)] 5点(2024-11-07 00:38:51)
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