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《ネタバレ》 「策謀の結末」から11年ぶりに作られた新シリーズ第1話(通算第46話)ということもあってか、始まってから事件が起きるまでが長く、コロンボ登場をかなり焦らしている。その分、今回のコロンボ登場シーンはかっこよく演出されていて印象に残るものとなっている。しかし内容としては殺人の方法がギロチンで首をはねるというものだったり、解決方法もコロンボがわざわざギロチンに頭を乗せて犯人をだますという命がけの手段で、少々やりすぎ感があり、旧シリーズとは違うものを目指したいのは分かるが、これはちょっとなあ。それでも全体的にはけっこう楽しめたし、娯楽作品としてはそう悪くはないように思う。インチキ超能力者である犯人の吹き替えは野沢那智であるが、これがハマっていて、いかにも胡散臭い雰囲気が漂っている。(原語だとまた違った雰囲気なのかもしれないが。)コロンボの声は新シリーズの今回から石田太郎が担当しているが、この間まで小池朝雄のコロンボを見ていたためか石田太郎のコロンボに最初は若干の違和感を感じたものの、すぐに馴染むことができた。(「金曜ロードショー」でこのシリーズを放送していた頃にもっと見ておけばよかったかも。)それにしてもBSPでの放送は順不同ではあるが、せめて旧シリーズを全部放送してしまってから新シリーズを放送したほうがよかったのではないか。
【イニシャルK】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2013-03-24 14:11:26)
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