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《ネタバレ》 意外に堪能させてもらいました。とにかく艶っぽい片岡孝夫がいい。どうしようもなく身勝手で悪いやつだが、何か悲哀を感じさせるというか。藤田まことや梶芽衣子と話すときだけ繰り出される関西弁も、妙に生々しくていい感じ。それにあの長髪。これが当時の流行だったのかと思っていたら、最後の最後にバッサリ切られたとたん、急にしょぼくれたオヤジになっていました。なかなか見事な演出じゃないかと。
対象的に松坂慶子はいまひとつ。一貫してお上品すぎて、最後に「実は~」と言われてもあまり説得力がありません。この作品におけるヒロインは、間違いなく宮下順子でしょう。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-04-11 23:51:36)
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