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騙して、儲けて、ラリッて、ヤッての繰り返し。それ以上でも以下でもありませんが、実話ものとしては文句なくおもしろい。こういう人物が実在すると知るだけで、良かれ悪しかれ「what a wonderful world!」という感じがします。
しかし、ストーリーとしては疑問も。さんざんラリるシーンが出てきますが、それは〝本業〟の詐欺や逮捕劇とは直接関係しません。「スカーフェイス」のような話になるのかと思いきや、さにあらず。ならばこれほど執拗に描く必要はあったのでしょうか。それに、自宅でも会社でも旅行先でもあれほど派手に吸ったり飲んだりしながら、なぜ立件されなかったのか不思議です。アメリカってこんなに麻薬に緩い国でしたっけ? そしてもう1つ。会社があれほど大きくなるまで、なぜ詐欺は発覚しなかったのでしょうか? 有能そうに描かれていたFBIが、実は無能だったということですかね。などとインネンをつけたくなるほど、作品の世界にすっかりのめり込んだということです。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-01-13 04:38:23)
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