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《ネタバレ》 内容がさっぱり予想できないシンプルなタイトルな上、序盤はほのぼのシーンが長くてなかなか物語が始まりません。これはハズレかなと思った矢先、微小な生命体が蠢き始めてからは一気に引き込まれました。とにかく前半の怖いこと怖いこと。それは得体の知れない生命体だからではなく、現実の記憶が蘇ってきたから。そう、ゴキブリです。密室の中ですばしこく動き回って神出鬼没、火炎放射(殺虫剤)を浴びせても影に隠れてなかなか仕留められない。まして、あんなものが手だの足だのに顔だのにへばりついてきたら、生きた心地がしません。もうトリハダものの恐怖でした。
しかし中盤以降に巨大化してからは、ゴキブリというより単なるエイリアン。つまり現実世界からスクリーンの世界に戻ってくれたわけで、逆に落ち着いて見ることができました。とはいえラストシーンまで見ごたえは十分です。 【眉山】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2020-05-10 22:29:22)
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