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《ネタバレ》 さすがにコッポラ。非常に良質の映画ですね。マット・デイモンはやっぱり才能を感じます。新米弁護士で抜けてるところもあるんだが、しっかりした自我と信念を持って肝心なところでは相手を打ち負かす狡猾さも持っている。そんな役柄を見事に演じていました。脇を固めるキャストもまた豪華。名優ジョン・ボイトに、ナインハーフのミッキー・ローク(年取って貫禄増したね。嗄れ声も良かった)、判事役にリーサル・ウェポンのダニー・グローバー、被告役の社長はなんとロイ・シャイダーと来た。これら円熟に達した俳優達に盛り上げられ、そしてそれに負けずにマットの若々しい演技が上手く溶け合っていました。ラストシーン、原告の母親にマットが会いに行って、賠償金が手に入らなくて申し訳ないと謝罪するところで、この母親が「こんな田舎のおばさんが、あの大きな会社を潰したなんて凄いことだわ」と笑顔で誇らしげに言う場面で涙が出てきました。私は泣けた映画には8点以上をつける事にしているので、8点です。あと、クレア・デインズは、このころはすごく可憐で綺麗でしたね。最近の「めぐり合う時間たち」や「ターミネーター3」では見る影も・・あ、これ以上言うのはやめとこ。この作品のクレア・デインズを見て、この1年前のロミオ+ジュリエットもやっぱりチェックしとこうかなという気になりました。
【Tak】さん 8点(2004-01-21 02:17:44)
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