今日もどこかで馬は生まれる の 3737 さんのクチコミ・感想

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今日もどこかで馬は生まれる の 3737 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 今日もどこかで馬は生まれる
製作国
上映時間94分
劇場公開日 2019-12-28
ジャンルドキュメンタリー,スポーツもの,動物もの
レビュー情報
《ネタバレ》 ドキュメンタリーである事は承知しています。
だが、個人的には、セリの場面で3頭のうち1頭だけ買い手が付かず牧場へと出戻りいたしたんですが、あの馬こそその後どうなったのかを追ってくれてのドキュメンタリーだと思えるのですがね、なんだかな〜
あの馬がその後、買い手が付いて、競走馬になれたのかどうなのか気になってしまうではないですか。
それに、競走馬として現役を終えた馬、競走馬になってリタイヤした馬、そもそも競走馬としてデビュー出来なかった馬などその馬たちのセカンドキャリアを追って悲しき現実を伝えてくれるのはそりゃよいですが、競馬産業として栄えている以上、サラブレットとして生産され生まれてきた以上、セリというのはその馬と生産者側の運命を掛けた大一番の大事な場所であるんです。だったらそこにもう少しスポットを当てて少しくらいはドラマ性を見せてくれてもよかったのではないかと思えます。無事に育って評価されようとする馬たちを高貴な存在として魅せてくれてもよかったのではないかと思えます。。セリの場面をあのようにあっさりと流していった事にすごく残念な思いが残ります。
なぜなら鑑賞するこちら側といたしましては、別にあの荒木牧場の出品馬だけに拘らず、あの出品馬3頭以外の晴れ舞台も見てみたかったという思いが残ってしまうのです。悲しき実態だけを伝えられるのであれば、教材として広めてもらえばよいのです。ただこれをスクリーンムービーとして御披露されるのであれば、やはり、少し位は喜ばしい場面も見せてほしい、少し位はエンターテインメント性を持たせてほしい。
セリの場面があっさりと流してしまわれたコトの罪は大きい。そう思えてしまいましたね。残念です。

近年、ウマ娘などの人気によりアイドルホース興味で競馬を見始めたばかりの男子諸君・女子諸君は、もしも、目にされるのであれば覚悟を持って鑑賞にあたるべしです。若いうちにサラブレットの実態を知っておくことも有益ではありますが、やはり、ウマ娘で競馬デビューされた世代の方たちが “お馬さん出てくる映画だからこれちょっと見てみよう” などと気軽に目にするものではないです。まだ知らない方がよいだろうという事もあるという事です。一応ご警告しておきますね。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-11-25 18:06:20)
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