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階段という不安定で危険な場所を利用するのは、見ている側の本能を刺激するのは確かだろう。そんな場所を利用した「エクソシスト」。あれは、あんな不安定な場所を、ブリッジ体勢で、どどどどどど~と駆け下りてくるところが、恐怖感を倍増させ、ホラー作品を大きく前進させたのだ。この「呪怨」にも、階段が頻繁に利用される。「エクソシスト」を参考にしたのかどうかは分からんが、使い方としては、後退した感が否めない。他に斬新な構成があったなら、真似っこ小猿の印象を払拭できたかもしれないのに、オムニバス形式をちょろっと取り入れたかと思ったら、尻切れトンボで終了って、なんだよ、それ!
【日雀】さん 4点(2004-09-23 09:46:48)
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