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《ネタバレ》 ダコタちゃんのダディの医療ミスで娘を殺されたと信じ込んで、ダコタちゃんを誘拐…ということで、ケビンもコートニーも、失った娘を思う親の姿を上手く演じているけど、でも、連続誘拐犯。シャーリーズのテクで恍惚の表情をするケビンにしろ、コートニーのビッチぶりにしろ、「お前ら、元々が悪じゃん」な印象の方が優先されてしまう。コートニーは、最後にはダコタちゃんを守ろうとするが、そこに母性愛を感じない。ケビンの目的は復讐だったのか金だったのか…どっちでも良かったんだろうな。復讐・金・綺麗な奥さんを陵辱するのが目的の誘拐で、その主犯は神経がやられている…そんな主犯の言いなりの妻と従兄弟。最初からそういう設定の映画だと思って観たのなら、数々の違和感を感じずに済んだのかも。違和感といえば、ダコタちゃん。本当にかわいいのか?本当に演技が上手いのか?…ラストの混乱状態は、間延びさせることもなく、上手くまとめたと思う。最後に、ケビン・ベーコンには、「トレマーズ」のような役柄にもう一度チャレンジして欲しい。
【日雀】さん 6点(2004-05-24 09:18:31)
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