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《ネタバレ》 内外でひどい評判の本作。話の終始がつかずに崩壊したトワイライト・ゾーンのような映画、と説明すればわかってもらえるだろうか。そんな作品にエンドロールまでただ黙って見入ってしまい、時間が経つのを忘れた自分がちょっと怖い。言葉では説明しづらいけれど、リチャード・ケリーの持つねじれた感覚がいろいろな場面で儚く切なく光っていた。寂しげにふにゃっと笑うキャメロン・ディアスや「箱」に対する語り口調も孤独感いっぱいで、この監督の醍醐味を充分味わえた。やっぱり目の離せない存在だ。
【のはら】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-23 02:10:59)(良:2票)
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