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《ネタバレ》 綺麗な映画だった。ファッションや音楽の響き、個性的な邸宅と庭の緑などすべての美がバランスよく映されていた。冒頭「春の祭典」のシーンは、再現された舞台と怒号の様子、そして悩めるニジンスキーに感激。前衛芸術家どうしの恋愛話だけれど、二人の気持ちが境界を越えてしまった時など曖昧で、常に緩い感覚がつきまとっていた。これなら、二人の関係に終始し妻の姿にあそこまで迫らなくてもいいかもしれない。最後やはり「春の祭典」に向かって情熱を傾けるストラヴィンスキーを見て、むしろ主役はこの曲かもな、なんて思った。
【のはら】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-31 11:14:52)
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