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「太陽がいっぱい」のリメイクと騒がれましたが、オリジナル未見で比べる対象がない私には、犯罪ものというより、陽の当たらない男が歩む日陰道での出来事を見ているような感じでした。きりりと美しいプレイボーイ、ジュード・ロウが死んでからは画面を引っ張るのがM・デイモンなので、ヨーロッパの風景もぐっと暗くなる。悪の魅力も無い男が刹那に生きているだけで、好きになれなかったです。しかしM・デイモンは原作に忠実に暗い男を演じていたらしいので、そうだとすれば評価できます。K・ブランシェットが、もう本当にただの添え物になっているのが非常にもったいないです。
【のはら】さん 5点(2004-02-04 18:40:47)
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