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fujicoさんありがとうございます。他にも観ている方がいらしゃって、むしろ嬉しいです。さてこの作品、ゲイリーにとっては初のハリウッド映画、ケビンにとっては初の悪役と言う、2人にとって記念すべき作品である。実はゲイリーの演じた弁護士の役は、当初はケビンにオファーされたものだったらしい。しかしケビンは青春スターとして善良な役ばかりをやらされることに不満を感じていたため、犯人役の方を演じたいと申し出たのだそうだ。fujicoさんのどちらが犯人をやっても・・と言う指摘は、あながち間違いではなかったのだ(笑)。これを機にケビンは屈折した役を好んで演じるように。その意気込みの為か、ケビンのいかれた犯人役は、なかなか迫力がある。ゲイリーも慣れないアメリカ英語に苦戦しながらも、なかなかの好演。でもケビンよりもゲイリーの方が変態に見えたのは私だけだろうか(笑)特に裁判に勝った夜の帰宅したシーンでの目つきは、どう見ても変態です(笑)。と言うか2人とも若いねー!ケビン変態なのに爽やか!さすが青春スターまっさかり。この映画もう少し演出が何とかなれば、良い作品になっただろうに・・。しょぼい脚本のおかげで、題材は悪くないのに(猟奇殺人や正義と法の矛盾など、良い素材が詰まっていたのに)イマイチ盛り上がりのない作品になってしまっている。最後いきなりケビンが裁判所に殴り込みにくるのは、不自然極まりないし(^^;;映画としての完成度は低いのだが、この2人を観る価値はあると言う点で、少し甘めの点数で。 2人が涙を流すシーンなんかは、やはり見事な演技と言わざるを得ない。
【深海】さん 6点(2004-02-10 23:02:15)
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