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《ネタバレ》 『女座頭市』を演じる綾瀬はるかの魅力をうまく引き出しているという、只一点においては評価出来る時代劇。しかし時代劇としては軽めの作りなので、彼女のファン以外一体どういった客層がこの映画を観たいと思うのか非常に疑問。画面もやたらキレイ過ぎるので、もっと冬枯れの風景に合う荒れた画像の方が、暗闇の世界で生きる彼女の天涯孤独な心象を掬い出せたんじゃないかと思うんですが。あ、でもそうしちゃうと彼女の顔が美しく映らないのでファンの方は納得いかなくなるのか?難しいなあ・・・。脇を固める大沢・獅童・窪塚三男優も彼女のお守り役として易々と演じていて申し分ない。僕は久しぶりに窪塚の覇気有る表情とパキパキ(?)演技を見ました。竹内力の「次郎長三国志」と全く同じキャラのしかもワンパターン演技には辟易。彼にはこういう役柄しか回ってこないんでしょうか?肝心要の彼女の殺陣の腕前は・・・え~と・・・観た方の判断にお任せします。
【放浪紳士チャーリー】さん [試写会(邦画)] 6点(2008-10-12 11:11:11)
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