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《ネタバレ》 シャーリー・マクレーンが澄まし顔で尼僧姿で登場するシーンから、これはもうコメディだと思って観なくちゃイケマセンよね。「真昼の死闘」なんてモノモノしく、しかも紛らわしいタイトルなので西部劇ファンにとっても敬遠されがちかもしれないけど、ウェスタン衰退時期の製作にしては、かなりの変化球的拾い物の作品だと思います。シャーリーがロバだがラバのお尻をペンペン叩きながら、険しい山道を登っていくシーンだけでもなんかクスクス笑えてくる。彼女の巧まざる天性のコメディセンスといおうか。シャーリーが娼婦だと解った途端「一発やらせろっ!」(←下品な表現ですみません、でも本当にそんな感じ)と言わんばかりに目の色変えて迫る、欲望に実に忠実な、若き日の髭面イーストウッドもやっぱ颯爽としてカッコイイ!!いまだに現役で活躍なさっている元気なお二人、静かに展開する、老いらくの恋物語みたいな再共演作を是非観て見たいなあ・・・。
【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-13 10:36:37)
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