| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 原作がちゃんとしているものはやはり映像化されても外れなし。古くはモノクロのキャサリン・ヘプバーン主演版から始まり、ショートケーキみたいな仕上がりの1949年テクニカラー版、日曜7時半からのアニメ版、W・ライダー版、そして本作と、殆どの作品が及第点をクリアした出来栄えなのは、やはり古典原作の恩恵あってこそ。特にこの作品は、末妹エイミーが真冬のスケートで氷が割れ落ち、あわや・・・という、僕の大好きなエピソードを丁寧に描いてくれていたのでそれだけでも評価アップ。原作エピソードを年代順に、ただ並べていく単純な構成にしなかったのも勝因。ちょい役マーチおばさんにM・ストリープを配した事も作品に厚みを加えている。有名なこの原作、未読という方が意外に多いのが驚き。自分の場合は上に女きょうだいがいたせいか、この「若草物語」のみならず、少女マンガやアニメも全く抵抗なく受け入れておりました。
【放浪紳士チャーリー】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2025-04-08 22:29:43)《更新》
放浪紳士チャーリー さんの 最近のクチコミ・感想
|