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「ワーキングガール」と確か同時期位の公開、どちらもアカデミー作品賞にノミネートされ、ヒロインの友人役に両方ともジョーン・キューザックが出ているので、今になってみると印象がこんがらがってしまうのは否めないんですが、自分はこっちのが好きでした。「ワーキング~」がノーテンキな夢物語(←それはそれで楽しめた)こっちは主役三人の幼少からの人生行路を、かなり深い部分まで追いかけじっくり描いていたせいだと思います。ホリー・ハンターがタクシーに乗った時のあれやこれや道順を指図しなければ気が済まない性格、のし上がりアンカーマン、ハートの表面だけの当たりの良さ、どうにも地味で報われない人生を送るしかないアルバート・ブルックス、自分はどのキャラクターにも共感出来る部分が多々ありこの三人が愛しくてたまらなかったです。主要人物それぞれに感情移入出来る映画になんて、そうそう出逢えるモンじゃないですよ!でも単にレビュー数だけを見ると、今は「ワーキングガール」のが一般的認知度は高いのかな・・・?
【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-09-30 12:23:45)
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