| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 キャスティングの勝利ですね~、これは。製作当時なら、ヘンリー・フォンダはアメリカの「良心」、ウッドウォードなら「貞淑な妻」っていう、正にイメージにピッタリの役者だったはずでしょうからね。まんまと騙されました。善人男女ならおそらく五割くらいのヒトは騙されるんじゃないでしょうか?私はといえば多少映画、世間ずれしているため、フォンダ&ウッドウォードの夫婦コンビには絶対裏があって、ポーカー五人組の中に実は仲間がいるっていう結末に違いない!と踏んでたんですが・・・。おしまいまで見て、ようやく邦題のミスディレクションに気が付いた次第。いやいや、この邦題をつけた方はなかなかの強心臓ですね~(笑)後味がきわめて良いのは、このポーカーゲームで、根っからの女性蔑視主義者や家庭軽視者たち、それぞれの心境の変化が的確に描かれているためだと思います。オーラスで見せた、フォンダの粋ないでたちとカード捌きに私はうなりました。チクショー、よくも騙してくれたな、この千両役者め!(笑)ウッドウォード女史の演技者としての真価を知りたい方は、彼女のオスカー受賞作「イヴの3つの顔」を是非ご覧あれ!
【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-17 22:58:39)(良:3票)
放浪紳士チャーリー さんの 最近のクチコミ・感想
|