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個人的に悪魔の怖さとは、“出るぞ・出るぞ”と期待させておいて実際には出てこないところにその怖さがあると思うので、具現化して登場する悪魔には、ちっとも怖さを感じない。というよりも、むしろ、ダサイ気がする。ところが、このようなダサくなりがちなストーリーを、主演のD・ワシントンの好演によって、オカルトっぽく仕上げているのは見事じゃないでしょうか。主演をサミュエル・L・ジャクソンあたりが演じていれば、また違った別の雰囲気を醸し出していたことでしょう。それにしても、最後に憑依できる範囲内に、憑依できる対象者が自殺し、いなくなってしまった時に、悪魔の言った「ひぇ~、助けてくれ~。」悪魔も随分と軟弱になってしまったものだ。これは生涯忘れられない名セリフとして覚えておくでござるよ。
【Fatman】さん 2点(2003-04-16 11:02:55)
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