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《ネタバレ》 誰にでもあるような、切なくて美しい初恋。それ故輝明があれだけさっぱり朋美を忘れてるというのがちょっと解せない。それと一体何がために、あれだけの人物が必要なのだろう?死んだ朋美を巡って、彼女に思い入れも何も無い同級生連中や他にも人々がたくさん登場するんだけれども、それらの記憶から鮮明になるべき彼女がいつまで経っても意味不明で不鮮明。BARやラストの砂浜のシーンも何故か彼女に冷淡で小馬鹿にしてた連中まで全員が感傷に浸っている。“美しい”初恋のを紐解き、物語として胸に留め置き、そしてまた自分の日常に戻っていく生者達。大いに結構だ。しかし、それだけか。釈然としない。一体これは誰についての物語のつもりなのだろう。全体的にユーモアも不謹慎で寒いし、ノスタルジー&センチメンタル過剰。
【NIN】さん [DVD(邦画)] 6点(2004-12-06 13:27:01)
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