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《ネタバレ》 最初は、6つの映画をザッピングで観てる感じでした。でももちろん、それぞれの物語は、微妙につながってるし、役者もわかりにくいですが違う役で出ていたりするので、テレビの違うチャンネルで同じコマーシャルがやってた時のような、変な感動がありました。それぞれの物語は、正直、それだけを抽出して一本として観れば、そんなに完成されたもんではないように感じました。突っ込みどころもあるし。でもそれぞれが一本の映画のピースとして、はまったものがこの映画全体の形を成すので、それはそれで、かまわないように思えるし、実際、各物語のつながりが実にスムーズで、しゃれてて、頻繁にザッピングして6つの物語を別々に見てるうちに、最終的にはなんだか一つの物語を見てる気分に錯覚します。これは僕の理解度では、6つの物語が一本に収束して一つの目的に突き進むって感じじゃないんです。あくまでそれぞれは独立してるんだけど、別の物語の緊迫感がそのまま他の物語の緊迫感とシンクロしてたり、処刑される女性が次のシーンには別の物語で、愛する者と抱き合ってたりで、なんかわかんないけど一本の物語のように見えるってゆーか、泣けるとゆーか。それぞれの物語の主人公には流れ星のマークがあるのはわかりやすい共通点の一つですけど、ジョジョみたいって思いました。これはどーやら生まれ変わりを表しているものではなく、あくまで主人公の共通点とゆーか、流れ星のマーク自体が主役みたいなもんか。生まれ変わりは各役者がそれぞれの物語で別の役をやっている所らしいですが、トムハンクスが、最初は悪党で、最後に人を救ういいもんになっちゃうとことかは、輪廻転生って概念を改めて考えちゃう感じでした。でもやっぱちょっと長いと思えちゃった。特に前半。
【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-06 01:43:34)(良:2票)
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