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連続殺人犯が時効を迎え、自らの罪を本にしてマスコミに登場するとゆう映画。主役は、かつてその殺人鬼に彼女を殺された刑事である。このあらすじを知って、サスペンスだと思って観た。通常、この手の犯人像は、静かで不気味であるが、冒頭からこの映画はその僕の既成概念をぶちやぶってきた。顔を隠した犯人と主役の刑事の香港映画かと思わせるほどの一大バトル。犯人は、かなり戦いが強く、アクティブ。運動神経もかなりよい。一瞬、え?俺の期待してたもんとちゃうと、しょっぱなに戸惑わされた。その後、ベースのトーンはサスペンスなんだが、コミカルになったり、はたまた、カンフーアクションばりのカーチェイス、さらに登場キャラも、ボウガンを使う女性、毒蛇を暗殺に使う者など、ずっと戸惑いっぱなし。いや娯楽映画としては、なんも問題ないんだけど、サスペンス風のリアリティーがたまに顔を出すから、やっぱ戸惑うねん。そして、クライマックス、やっぱサスペンスやん、これと意表を突かれた。いやジャンル分けなんて無意味なのはわかってますけど、なんか小さい頃から身についてしまってるとゆうか、体が勝手に一定のジャンルモードになってまうねん。だから、ごった煮状態はやっぱ戸惑います。でも、十分おもしろかった。
【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-05-16 00:33:49)(良:1票)
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