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スタイリッシュな映像。華氏~とマトリクスとブレードランナーと1984とブラジルあたりから拝借してきたとおぼしき暗黒の未来観から、シリアスなSFかと思って観ていたが終盤[ガンカタ]が登場してはじめてこの作品はコメディなのだと気が付いた。いったいあのようなバトルをギャグ以外どう解釈できるというのか![ガンカタ]がいかなる武術かを書き記すことはむずかしすぎて俺には無理だが例えば自分にむけて発射された銃弾を拳銃で打ち落とし続けたらそれはどうみたってギャグでしょう?そんな感じ。そう考えると名画代表としてのモナリザやかわいいもの代表としてのワン公も身もふたもないベタさねらいということで理解することができる。終始大まじめ風の演出も一発でギャグに変貌させてしまう[ガンカタ]のパワーはまさに圧倒的で、できればあと10分連続で[ガンカタ]バトルを堪能したかった。そうすればこちらの脳内も未知の領域までトリップできていたでありましょう。おしいなぁ。
【皮マン】さん 3点(2004-10-15 20:35:10)
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