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「あんた救世主だから」と言われた男のとまどいと恍惚を疑似体験させてくれた1作目の物語性は、深い見識があってのことではなく偶発的に生まれた美点だったことが2、3作目によって証明された。同様に哲学的ムードも“バカ隠し”の目くらましだったようだ。最後に出てくる大ボスが“でかい顔”というオズの魔法使い以来使い古された先祖帰りのようなイメージしか提示できないのなら、私は同じ事を素直にのびのびやっていた『トロン』の方を取りたいと思う。それも大急ぎで!
【皮マン】さん 3点(2004-04-12 01:35:54)(笑:1票)
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