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《ネタバレ》 初っ端から血の量が多い。敵が残虐非道だ。そのボスであるゴルドーはもはや「出るアニメを間違えてません?」ってくらい強い。要するに「ルパン三世」シリーズにしては重すぎる気がした。しかし、島からの逃亡を不可能にする毒の存在は面白い。島のガスを吸っている限り、何ともないが、そのガスが無ければ死に至るという毒。だからエレンやボマーなど、好んで組織にいるわけじゃない者も、組織から離れられない。そこで頼みの綱が解毒剤の開発を進めるドクターだ。ドクターはついに解毒剤を完成させ、希望の光が見え始める。ルパンたちはそういった一部の勢力と共に戦っていく。悪人は悪人同士で裏切り、裏切られの怒涛の展開があり、見応えがあったし、エレンの「ちょっとの間だったけど自由になれた気がした、ありがとう… ルパン」っていう事葉には感動しちまって…。もう一つ言っておかなきゃならないのが声優陣。脇役まで含めてみんなが適材適所でいい仕事をしていた。クリカンも珍しく?渋く演じきったし、何より内海賢二、津嘉山正種、両人の存在感だな~、素晴らしい。ルパンのTVスペシャルではかなり上位に入る。(といっても、大した数は見てないが…)
【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-07-04 19:00:32)
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