ティム・バートンのコープスブライド の 六本木ソルジャー さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > テ行
 > ティム・バートンのコープスブライド
 > 六本木ソルジャーさんのレビュー
ティム・バートンのコープスブライド の 六本木ソルジャー さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ティム・バートンのコープスブライド
製作国,
上映時間77分
劇場公開日 2005-10-22
ジャンルドラマ,コメディ,ファンタジー,アニメ,ミュージカル,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 ティム・バートン監督の映画を評するには、月並みの表現であるが、本作の独特の世界観は素晴らしすぎると言わざるを得ない。
どの映画も素晴らしいが、本作が一番ティム・バートンの好みが色濃く出たような気がする。
「ひ弱な男」「横暴な男」「女性」「死体」「目が飛び出る」、ティム・バートン作品に欠かせないキーワードだ。
彼の頭の中で作られた世界を実写で描くのは相当難しく、本作のようなアニメだからこそ可能な世界が繰り広げられている。
また、死んだように暗く、陰湿な「生者の世界」(雨も効果的)と、明るく活気に溢れて賑やかな「死者の世界」の対比が実に見事だ。
ひどいセキをしていたメイヒューが死んでしまったとたん、若干性格が明るくなっているのが面白い。
この二つの「生者の世界」と「死者の世界」が融合して、最後には「生者の世界」にも活気が戻るという構図になっている。
短い上映時間ながらも、「ラブストーリー」「4角関係」「男の決意・成長」「男を巡るヒロインたちのやり取り」「花嫁を巡る感動」「美しいエンディング」と様々な要素が描き込まれている良作だ。
金銭目当ての男の描き方には、ラストだけではなく途中にも強引な展開があるが、目をつぶれる範囲だろう。
それにしても、ティム・バートン監督は骸骨のイヌが実に上手く表現できている。
「フランケンウィニー」でも描かれていたが、ティム・バートン監督は相当のイヌ好きではないか。
六本木ソルジャーさん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-21 21:35:56)
六本木ソルジャー さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2011-05-14ブルーバレンタイン8レビュー6.87点
2011-05-09アンノウン(2011)6レビュー5.77点
2011-05-03塔の上のラプンツェル7レビュー7.50点
2011-05-03SOMEWHERE7レビュー6.70点
2011-05-03ブンミおじさんの森4レビュー5.06点
2011-04-23デュエリスト/決闘者8レビュー6.83点
2011-04-23戦場にかける橋6レビュー7.20点
2011-04-23勇気ある追跡6レビュー6.08点
2011-04-23エンジェル ウォーズ6レビュー5.78点
2011-04-23イリュージョニスト(2010)7レビュー6.92点
ティム・バートンのコープスブライドのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS