ゾンビランド の 六本木ソルジャー さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ソ行
 > ゾンビランド
 > 六本木ソルジャーさんのレビュー
ゾンビランド の 六本木ソルジャー さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ゾンビランド
製作国
上映時間87分
劇場公開日 2010-07-24
ジャンルアクション,ホラー,コメディ,シリーズもの,ロマンス,ゾンビ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 ゾンビ映画に対してはそれほど思い入れもないものの、新しいタイプの「ゾンビ映画」を楽しめるのではないかと期待していたが、自分向きではなかったようだ。「ショーン・オブ・ザ・デッド」もそれほど評価していない自分には無理だったようだ。
ゾンビ映画とコメディ映画のフュージョンにより、普通の倍楽しめる人もいるかもしれないが、自分にはどっちつかずの中途半端な作品と映ってしまった。もうちょっとどちらかに寄せてもよかったか。
劇場内もそれほど盛り上がっていなかったような気がする。自分はほとんど笑えなかった上に、周囲からも数回乾いたような笑いが聞こえる程度だ。
「ピエロが怖いっていったい何の話だ、スティーヴン・キングのITか」
「トゥインキーなんて知らねぇ、うまい棒みたいなもんか」
このように元ネタを知らないこともあってか、ノリ切れなかった。
(トゥインキーを調べると、何年も腐ることがない、核戦争後でも残るといわれている具合に意外とネタにされており、タラハシーの「賞味期限があるんだぜ」というセリフは笑いどころだったようだ)
最大の見せ場であるビル・マーレイも、予想可能なお約束のオチであり、それほど楽しめることができなかった。ノリが良いのか悪いのかよく分からないビル・マーレイもやや微妙。『何か心残りはあるか?』の問いに対する答えは、モノを見ていないのでよく分からなかったのに、何故か笑えたが。
新しいタイプの映画ではあるのは間違いないが、ゾンビ映画というよりも、オタク青年が美女をゲットするという、アメリカの映画によくありがちな設定の映画でもあり、新しいというよりも使い古された作品ということもできる。
「生き残るための32のルール」もそれほど効果的でもない。いくつかのルールを効果的に紹介しつつ、ルールをかたくなに守る主人公と、タラハシーたちの自由さとのギャップを描くことにより、そのルールが全く役に立たないことを“笑い”へ変えながら、ゾンビランドやリアルな世の中で生きるためには、ルールなど必要ないというようなオチでもよさそうだ。「ヒーローになるな」を否定するくらいではやや弱いような気がする。
ゾンビ映画なのだから難しくする必要はないが、もうちょっと爽快感が欲しいところ。
タラハシーの終盤の大活躍、美女とのキス(一塁)など見せ場はあるが、個人的にはそれほどハマらなかった。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 4点(2010-08-07 12:33:40)
六本木ソルジャー さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2011-05-14ブルーバレンタイン8レビュー6.87点
2011-05-09アンノウン(2011)6レビュー5.78点
2011-05-03塔の上のラプンツェル7レビュー7.50点
2011-05-03SOMEWHERE7レビュー6.69点
2011-05-03ブンミおじさんの森4レビュー5.07点
2011-04-23デュエリスト/決闘者8レビュー6.83点
2011-04-23戦場にかける橋6レビュー7.20点
2011-04-23勇気ある追跡6レビュー6.08点
2011-04-23エンジェル ウォーズ6レビュー5.70点
2011-04-23イリュージョニスト(2010)7レビュー6.92点
ゾンビランドのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS