ワイルド・スピード/MEGA MAX の ザ・チャンバラ さんのクチコミ・感想

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ワイルド・スピード/MEGA MAX の ザ・チャンバラ さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ワイルド・スピード/MEGA MAX
製作国
上映時間130分
劇場公開日 2011-10-01
ジャンルアクション,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの
レビュー情報
“1””2”は各々劇場公開時に鑑賞したものの、あまり面白く感じなかったためどちらも一度しか観ていません。”3””4”に至っては未見であり、シリーズの予習は不十分な状態でこの”5”に臨んだのですが、ありがたいことに予備知識がなくても楽しめる仕上がりとなっています。主要キャラにまつわる過去のいきさつをセリフでそれとなく説明してくれるのですが、こうした細かな配慮には好感を持ちました。。。
映画は序盤からハイテンション。「どう考えても死んでるだろ」というシチュエーションでも決して死なない主人公、一発殴ると簡単に倒れてくれるその他大勢の敵というご都合主義の塊のようなアクションが洪水のように垂れ流されるのですが、天井知らずのやりすぎ感が滅法楽しく、まったく不快に感じませんでした。一方で、ブラザー達による「オーシャンズ11」がはじまる中盤は中弛みしまくりなのですが、ここで一息ついたことで映画全体の呼吸はうまく整えられています。この中弛みのおかげで、クライマックスのしつこいカーアクションが立ちまくっているのです。このカーアクションがとにかく凄いの一言で、マイケル・ベイが泣いて悔しがるほどの面白さ。歴史に残るアクションだと思います。。。
カーアクション以外で注目すべきは、ドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブス捜査官でしょう。完全武装の部下を従え、メガフォースを思わせる特殊車両でブラジル出張という登場場面ですでにバカ。設定上は敏腕捜査官のはずなのに、どうやっても軍隊の特殊部隊にしか見えないルックスには目が釘付けなのでした。捜査らしい捜査はせず、腕力で強引に突き進むのみ。部下を殺されて怒り狂えばブラジルの警察署までを襲撃し、敵の親玉は無抵抗であっても容赦なく射殺という狂犬ぶりも最高で、「コマンドー」のジョン・マトリックス大佐に匹敵する逸材だと思いました。本作のラストを見るに”6”以降でも主要キャラとして登場し続ける様子ですが、引き続きネジの飛んだ大活躍を披露して欲しいものです。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-06-18 11:42:17)(笑:2票)
ザ・チャンバラ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2018-07-30IT イット “それ”が見えたら、終わり。5レビュー5.58点
2018-07-17オールウェイズ4レビュー6.46点
2018-07-09黒い家(1999)7レビュー4.31点
2018-07-09ストリート・オブ・ファイヤー4レビュー7.39点
2018-07-04復讐するは我にあり7レビュー6.67点
2018-06-26愛と死の間で3レビュー4.85点
2018-06-26スイッチバック4レビュー6.00点
2018-06-22ゴースト/ニューヨークの幻8レビュー7.02点
2018-06-22ビバリーヒルズ・コップ26レビュー6.23点
2018-06-18危険な情事7レビュー6.47点
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