アニマル・パージ(TVM) の タコ太(ぺいぺい) さんのクチコミ・感想

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アニマル・パージ(TVM) の タコ太(ぺいぺい) さんのクチコミ・感想
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《ネタバレ》 元々のTVシリーズを一纏めにしたということもあるのでしょうけれど、スピーディな展開に好感が持てます。

冒頭、新種のゴリラ登場、番犬たち超怯えモード、これは何かしでかすな的な雰囲気いっぱい。最初の犠牲者が出るのもあっという間、それが拡散するのもあっという間、兎に角展開が早い。TVシリーズを纏めたのですから当然と言えば当然かも知れませんが、小気味良いテンポで話が進みます。

動物学者登場。これは何かのウィルスが原因?動物から採血します。居合わせた学生のバイクに同乗し対策本部のある市庁舎へ。お決まりの展開で市長は大した事態ではないと言わんばかり。学者の意見には耳を貸しません。ところがカラスたちが大襲来。逃げ惑う市長たち。死亡フラグが立ちますね。

動物学者は研究所に急ぎます。しかし、留守番中の娘も気になる。クモの恐怖、ワニの恐怖、ネズミの恐怖、次から次へと恐怖の連続です。実写とCGの使い分けが巧みです。序盤同様、中盤の展開もなかなかの迫力です。

問題は終盤。娘を預けた研究所にも動物たちの魔手が?!かと思いきや平穏です。どうやら事態はゴリラの発する超音波らしい。事態の原因を突き止めた動物学者は居合わせた警察官とともに動物園に向かいますが、そこには原因は感染症ではない筈なのに何故か感染した学生が待ち受けていて二人ともあっさり昏倒させられてしまう。先に覚醒した警官は麻酔銃でゴリラを眠らせますが、超音波が原因で異常行動を起こしていない学生は、動物学者を引き摺って姿を消します。あっさりTHE END。

終盤があっと言う間過ぎてどう考えても続編ありき?TVドラマベースとは言え、シーズン2ありきでは単品の作品としてどうなんでしょう?

ビジュアル的には見応えのあるパニックホラーではありますが、矛盾を帯びたストーリーと締め括りの雑さに疑問を感じて5点献上です。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-09-26 16:49:49)
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