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《ネタバレ》 むかーし地上波アナログで観た作品。懐かしさもあって鑑賞しました。
当時モノとして観るか今の時代に照らし合わせて観るかで大きく評価は異なりますが、あくまでも当時モノとして矢張り秀逸なSF作品ではないかと。 70年ほど前とは思えない特撮技術。ミニチュアの質感はハイレベルだし合成も見事、セットも大がかりです。(自分も含め)当時の人はさぞかしビックリしていたこと間違いなし。ゴジラ以前、もちろん一連の円谷ヒット作品以前というのが驚異です。 一方、今目線で物語そのものを見てしまうと相当なトンデモなさ。既にご指摘のある宗教的、あるいは人種的な問題を始め、科学者と富裕層が主導して国連は添え物的、他国の状況はサラっと触れるだけというそもそものシチュエーションは偏向かつ浅過ぎと言わざるを得ず、各論的には突貫工事でロケット作って未知の惑星に不時着してたった40人と僅かな家畜で種の存続?出来っこないですよね。不時着先の惑星の大気の成分どころか気候も資源も全く情報なしだし。誰かが劇中で言ってましたが、地球に残って死んだほうがマシとも思えてしまう。 とは言え、当時モノとしての制作力に敬意を表して6点献上。加えて、ヒロインが当時的コンピュータの微分解析器を操り、しかも手には何とも懐かしい計算尺、というカットに感動して+1点。7点献上します。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-01-04 09:37:48)(良:1票) 《新規》
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