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《ネタバレ》 絵に描いたような昔風の宇宙人モノ。1968年であれば、もう少し何とかならなかっただろうかと思わせられるチープなUFOと宇宙人。軍隊の装備とか施設とかも相当チープ、というかテキトー。要は、製作年度の古さと言うより低予算だったのでしょう。
タイトルは「目玉の怪物」ですね。これ、ほぼ直訳ですが、登場する宇宙人を見ていてもイマイチ解りにくいです。ポスターのイメージだとデカイひとつ目怪物なのかな?と思っていたら、寧ろ本邦の妖怪「百目」じゃないですか。昔ながらの明度を下げての夜間演出なので、その辺が非常に解りにくいです。もっとも、解り易かったからと言って何がどうなると言うことでもありませんが。 登場人物の意味不明な行動や言動、緩すぎる軍隊、使いまわしのカットの多さ、笑えないギャグの連発、如何にも動きにくそうな着ぐるみでノロノロと歩き挙句の果てには意味なく崖から落ちる宇宙人。昔懐かしい特撮ものはノスタルジックで好物でして、本作もUFOが飛ぶ時のテルミンのような音にワクワクはしたものの、全編観てしまうとあまりのテキトーさにどうにも馴染めない1本でした。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 2点(2025-02-10 22:38:10)★《新規》★
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