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天才って何だろう?天才とは天から与えられたような人の努力では至らないレベルの才能を持った人のことであると辞書には書かれているが、確かにこの映画を観ると主人公は天才であることが解る。天才と狂人とは紙一重てことか?音楽の力、役者の演技力は申し分なしであるが思ったほど感動が出来ない。悪い映画だとは思いませんがだからって特別凄い良い映画だったか?と聞かれるとそうは思わない。何だか主人公の天才ぶり、才能の凄さを如何にもって感じで見せ付けてるようで、私のような音楽の才能の無い人間にはこの映画の凄さを理解するのは難しいのかもしれない。要するに天才と凡才の違いは才能である。才能が全てだとばかり映画の中で説教されたような気がして仕方ない。良い映画なんだろうけど、個人的には普通に観れるぐらいであとは、暗い内容なのに暗さを前面に押し出すということはさほど感じられなかった点は良かったので一応は6点にしてみたけれど、感動するまでには至らなかったということはやはり私は凡才なのであろう!天才にはなれないということが改めて解ったということはある意味、大きな収穫かもしれません。最後にどうもアカデミー賞の演技部門についてだけど、この映画のジェフリー・ラッシュのような実在の音楽家を演じる者に対してやたらと賞を与えすぎる気がしてならない。もっと他の所での評価というものを考えて選考すべきではないだろうか?
【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-02 23:25:27)
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