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《ネタバレ》 おっと、これまたにじばぶさん、お先に失礼!て何だか川島雄三監督の傑作「幕末太陽傅」の中のおそめと金造みたいだな?あっ!おそめといあ、左幸子、ここでも凄いです。この女優の演技力は日本映画の歴史において女優の中では群を抜いてます。また、こういう役柄、きちんとした奥さんがいる相手に対して惚れる女、愛人役、そして、娼婦の役、水商売役を演じると更に凄みを感じるから本当に恐ろしい女優さんだ!司葉子というこんなにもお美しい奥さんがいるのもご存知の男の所にやってきてはその演技の上手さがとにかく凄いので、見ていても相手の男、今作で言えば徹底的に駄目男、どうしようもなく優柔不断で歯がゆい小泉博の駄目男ぶりが余計に目立つ。そんな駄目な男を亭主に持つのがあの司葉子、日本で一番スーツ姿にスカートと腕時計の似合う女、司葉子でこの何ともドロドロして冷え切っている夫婦の関係、どこにでもありそうなそんな内容の中におけるこの司葉子のあの細い腕と手首に巻かれてる腕時計、あぁぁぁ、あの腕時計になりたい!もう、話よりも司葉子の美しさ、顔からあの首筋、うなじから腕、足ともう、何だかこう書いてると私はタダのドスケベ親父にしか思えないのだが、本当に司葉子、何かもが本当にお美しい。美しすぎる。そんな司葉子という奥さんがいながら左幸子と浮気する小泉博めっ!裁判所が向こう(亭主)の方を持つなら俺が代わって制裁してやるって「夕焼け小焼け」の寅さんかよ!おっと、何だか話がそれてしまってるなあ!見ていて小泉博に腹が立つわでイライラも最高潮に達している所であの左幸子と司葉子の二人ですよ。二人揃ってこの駄目男小泉博を捨て、去っていく。やったあ!良いぞ!それまでのイライラがここで一気に解消された。しかし、けして、楽しいとも思えないし、こんな駄目男、男から見てもどうしようもなく思えて仕方なく、あの二人の女優のお陰で最後まで見れたものの、そうじゃなきゃ途中で見るの止めてたと断言出来る。それにしても司葉子、やはり良いなあ!一度で良いから「わたくし、うちなんていりません。主人が欲しいんです。」なんて言われてみたい。どう?私で良ければいつでもお供致しまっせ!
【青観】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-07-09 21:07:06)(笑:1票)
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