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《ネタバレ》 現在、公開中の映画「塔の上のラプンツェル」が凄く好きです。その同じ監督てことで期待して見たけど、あれ?これってディズニーではあるけれど、ウォルトディズニーの面影はほとんどなく、完全にピクサーの映画的なアクション、スピードで突っ走る感じが強い。ボルト自身はとても可愛くて頑張れと応援したくなる。ただ、ボルトについてまわるあの黒い猫の存在が私にはうっとうしくてならない。ボルトが活躍するラストへの流れそのものは見ていても面白いし、ペニーが偽者のボルトを抱く場面を景から見ている本物のボルト、この場面のペニーとボルトのお互いの表情の刹那さが心を打つ。それでも私の大好きなディズニーとは何か違う。私の本当に大好きなディズニー映画にある主人公、特にヒロインの魅力、歌う場面の存在しないことへの不満がこの映画にはある。下手なハリウッド大作など観るよりはずっと楽しめるし、好きだけど、でも私には素晴らしい音楽、惚れ惚れするようなダンスシーンのないディズニー映画は一度、見ればそれで十分です。
【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-03 22:46:34)
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