| 作品情報
レビュー情報
友達からDVDを借りて来ての観賞!マイケル・ジャクソンが凄いことは解るし、スーパースターであることも解る。ただ、残念ながらマイケル・ジャクソンの死によって多くの方に見られた作品であるように思えるのだ。もしも、まだマイケル・ジャクソンが生きていたら、そう思うと、何となく複雑な気持ちにさせられてしまう。そもそも、完全な形での完成品とは言えないライブ前の模様だけを映し出したドキュメンタリーというものであり、これをマイケル・ジャクソン自身が公開されることを望んでいたのか?という疑問、マイケル・ジャクソンの死という悲しい現実がここまで多くの方に見られたという皮肉、生きていたらここまでヒットしていたであろうか?色んな意味で疑問が残る。マイケル・ジャクソンの偉大さ、素晴らしさを語るという意味では確かに素晴らしいドキュメント映画かもしれない。それでも物足りないのは、マイケル・ジャクソンの偉大さはまだまだ他の部分であるのではないかと私は思えてならない。マイケル・ジャクソンが世に残した素晴らしい音楽、パフォーマンス、生の音楽やライブ映像こそが本当の意味でマイケル・ジャクソン自身が見せたかったのではないだろうか?少なくともこの作品だけでは本当のマイケル・ジャクソンの全てがファンでない人達に伝わるのか?ファン以外の人にもっともっとマイケル・ジャクソンの凄さを教えるのであれば、映像だけでなく、音を聞かせることでよりもっと多くの方にマイケル・ジャクソンの凄さが伝わるのではないだろうか?いずれにしてもこの作品が遺作でなかったら、そう思うとやりきれない。のマイケル・ジャクソン、そのリハーサル模様による熱気、そういうものは確かに伝わってきたけど、映画的な興奮、リハーサルだけでなく本物のライブ映画として観たかったし、そういう意味で評価しての点数です。
【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-03 22:43:29)(良:2票)
青観 さんの 最近のクチコミ・感想
|