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《ネタバレ》 見るまでスクラッチ・ヘブンだと思ってた。
簡単に内容を適当に掻い摘んで説明しますと、 色々な境遇なんかで 世の中にムカついてムシャクシャしてる3人が ある日バスジャックされたバスに乗り合わせてしまい 出会ってしまいます。 後日再開したそのうちの男2人。 世の中にたいする不満をぶちまけ 「今の世の中に足りないのは想像力だ」って 便所掃除という名の復習代行屋を始めます。 これが思った以上にスカッとして、ウハウハの2人でしたが あることがキッカケで(ここでもう一人の女も交わるんですが) 思いもしなかった展開になり歯車は狂い始めます。 (キレるって表現が正しいのかな) とまぁ、こんな感じのストーリー。 バスジャックに乗り合わせた主役3人。 加瀬亮が演じるのはぶっ壊してやりたいようなbr> 世の中の不条理にイライラし、 理性の世界から抜け出さず妄想に耽る。 まぁ僕らに近い人間。 そんな理性ある世界から一歩向こうの世界に行っちゃってるのが オダギリジョー。 存在感ありすぎですね。今ノリに乗ってる俳優です。 良かったら僕と姿形交換してください。 栗山千明は、、男二人が不満なら彼女は絶望。 この世界そのものにたいする絶望。 役どころはRPGでいうところのエンディングに必要な すごい魔法とかお姫様ってところでしょうか。 それを取らないとエンディングは見れないけど 取ってしまうとスタートに戻れない。 見てる途中はかなり微妙な気分に陥りましたが、 見終わって何日も発つにつれて感慨深くなりました。 オダギリジョーが加藤亮に「お前もこっちの世界に来いよ」って 言うシーンがあるんですが、加藤亮が斜め後ろに引き返すのが印象的でした。 やっぱり正常な人なら引き返すんでしょうね。 でも結局彼らが引いたトリガーによって想像力の輪は 止まることなく広がっていっちゃうんですけどね。 最期は3人とも別々の方向に行っちゃうんですが、 ラストシーンで止まることない世界を見て 加藤亮が向こうの世界に行こうとしたけれど、 結局はこっち側の人間なんだと思い知らされてしって終わります。 その後の加藤亮はどっちの世界に行くのか非常に気になりました。 【ひで太郎】さん [映画館(吹替)] 7点(2005-10-29 13:30:33)(良:1票)
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