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《ネタバレ》 初見の印象がよくなかったのは、ファンタジー的な作りのわりにアンディ(トム・ロビンス)が汚れて出て行ったように感じたので。 「刑務所に入る前は真人間だったのに、刑務所の中で悪党になった」のは事実で、長期間の理不尽な拘束を強いられたアンディには、それくらいの「自由」は容赦されるという考えはちょっと微妙ですけど、罪を犯していなかったアンディの心は灰色に染まり、逆に遠い昔に罪を犯したレッド(モーガン・フリーマン)の心は澄んでいて、彼らが再び一緒になることで均衡のとれた存在となるのだと思います。 金髪のヘイウッド(ウィリアム・サドラー)が一人いることで明るい雰囲気があり、ビールのシーンは彼中心の画作り。 同じ脱獄ものである「モンテ・クリスト伯」の作者デュマ(DUMAS)をダマスと読む彼は「ダイ・ハード2」の悪役ですが、アンディを執拗に追い回すボグスが「エイリアン2」のドレイクだったのは、ちょっとツラかったです。
【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-10 00:00:13)
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