| 作品情報
レビュー情報
同じ「炭鉱町のビリー」でも、「リトルダンサー」ビリー・エリオット(彼の名はこの作品にちなんで名づけられている)の生活の方がまだしも安穏に思えるほどに、少年の日常は貧窮と孤独に満ちる。虚飾や叙情性を排し剥き出しの真実を突きつける様は、共感や同情心を通り越して寒気を覚えるほどだ。捥ぎ取られる希望とそれでも続く人生・・・甘美な絶望の象徴であったザ・スミスのトリビュートアルバムのジャケットにも違和感なく溶け込む、ビリーとケス。
【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-07 07:06:56)
レイン さんの 最近のクチコミ・感想
|