北北西に進路を取れ の ケース・バイ・ケース さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ホ行
 > 北北西に進路を取れ
 > ケース・バイ・ケースさんのレビュー
北北西に進路を取れ の ケース・バイ・ケース さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 北北西に進路を取れ
製作国
上映時間137分
劇場公開日 1959-09-17
ジャンルアクション,サスペンス,コメディ,アドベンチャー,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 ヒッチコック映画史上、最も派手な展開を見せる作品です。
ヒッチコックお得意の「巻き込まれ型サスペンス」で、主人公のケーリー・グラントはわけもわからず陰謀の波に翻弄されていきますが、見ている方も「この先どうなるんだろう」とハラハラしっ放しです。
今見ても、現代のサスペンスやアクション映画は、ヒッチコックに多大な影響を受けているんだという事がよくわかります。
グラントが広大な畑で飛行機に追っかけ回されて機銃掃射を受ける場面なども、今のアクション映画ではよく有る光景なのかもしれませんが、これをこの時代に思いついてやってしまったのが凄いです。
密室ではなく、あんな広い空間でもスリルとサスペンス溢れる恐ろしい場面は作り出せるんだという事を見せつけてくれています。
そして、ヒッチコックは女優を綺麗に撮る天才でもありますが、この映画でもヒロインのエヴァ・マリー・セイントを実に美しく魅力的に見せていますね。
ラストのラシュモア山の場面で彼女がけたたましい悲鳴を上げる場面が有りますが、あれもそれまでの彼女が終始クールで落ち着いた印象だっただけに、余計に効果的だったなあ。
ああやって緊迫感を出したり、女優の意外な一面を出したりするわけですね。
これぞ名演出ってやつですね。
ケース・バイ・ケースさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2005-12-13 02:06:10)
ケース・バイ・ケース さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2005-12-23大脱走10レビュー8.25点
パリの大泥棒8レビュー5.66点
スパイ・バウンド3レビュー3.83点
2005-12-13上流社会9レビュー6.11点
2005-12-13回転木馬(1955)2レビュー4.50点
2005-12-13北北西に進路を取れ10レビュー6.99点
2005-12-13いつも2人で9レビュー7.36点
2005-12-13太陽がいっぱい10レビュー8.00点
2005-12-13ル・ディヴォース~パリに恋して~3レビュー4.06点
2005-11-16暗くなるまで待って9レビュー7.36点
北北西に進路を取れのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS