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《ネタバレ》 当時劇場で見たんです。長い。夏目雅子の無理ある二役。そしてウルトラマンタロウが銃殺される。関根恵子は闇市に買い出し。いいんですべつに。「大日本帝国」は。レビューとは言えないかもしれないが、先日「ローレライ」を手にとって、しげしげと眺めたあげく戻した。なぜかというと、役所はともかくとして、ジャニーズ顔の男の子が出ているなら、どうしても見る気がしなくなったのだ。その時、「大日本帝国」をしみじみ思った。もう、「大日本帝国」が「限界点」だったのであーる。リアルな太平洋戦争とか、リアルな時代劇とか、演じられる俳優さんは、「30年代生まれまで」であろう。八頭身とか二重まぶたで坊主刈りとか、着物に脇差しとか、もうよしてくれ。全部外人みたいだ。レビューじゃないけど、野口英世の記念館で見た、彼の軍服、どんなに小さかったと思います?そんで肩幅狭いのなんのって。とてもじゃないが私にも着られない。ぜひ一度ご覧ください。そんなわけで「大日本帝国」は「今はもう無理」を思わせる個人的哀愁映画なのであった。(この作品が超リアルとまでいえないにしても)
【パブロン中毒】さん [映画館(吹替)] 6点(2006-01-21 16:29:28)
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