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《ネタバレ》 全八話の短編で構成されているオムニバス映画。各話に関連性はなく、起承転結を有している物語から、シチュエーションの提示のみで終わるものまで様々です。気になったものだけピックアップしてみます。『約束』叔父の長期出張中に、豪邸の留守番をすることになった主人公。家主との約束は「呼ばれたら返事をすること」。確かに1日に1回、何処からか「○○さん」という女の呼びかけが聞える。もしこれがリアルな肉声だったら、怖すぎてすぐに逃出したと思う。でもくぐもった電子音のような響きゆえリアリティが無い。恐ろしい状況を受け流してしまう主人公の気持ちが理解できました。声の主のビジュアルも含めて、自分はコレが一番面白かった。『視線』は堀北の美少女ぶりが際立つ一編。暗いけど。物語はオーソドックスながら、“視線の怖さ”を感じることが出来ました。『ヒサオ』は烏丸せつ子の一人芝居。オチは想像できましたが、途中アンフェアなシーンが挿入されていたのが残念。影ならOKですが、実体を映してしまうのはダメだと思う。各話10分程度なので、サクサクと観られるのはイイですが、オチの無いものはちょっとモヤッとします。
【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-07-12 19:38:10)(良:1票)
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