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一人一人がそこまで大きくかかれない映画は普通内容が薄いとかで批判されるものだが何故この映画はたくさんの登場人物であるにもかかわらず人気があるのだろうか?一つ目もポイントには脚本でうまくかみあわせていること。これは絶対条件だろう。二つ目には一つ一つの話がいい意味でも、悪い意味でも重く書かれている。ひとは人の深刻で重い話を聞くほど気分的にたくさんその人を知った気になるので、きちんと一人一人描かれていると判断してしまうのだと思う。そして最後にこの話において人種差別やそれに関係なく誰もにある出来事であるということを伝えるにはひとりを描くだけでは十分でないということから多くの人の関係の中での話にする必要があった。それが本当にうまくかみ合ってるからこそここまでいい作品になったのだと思う。
【ランニングハイ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-25 20:55:48)
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