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《ネタバレ》 敢えてこの映画単体ではなく「機動戦士ガンダムOOの1st、2st、劇場版」という一つの流れの作品としての感想を書きます。
作品自体のテーマは1stから2stに掛けて変わってしまった感はあるのですが、刹那、ティエリア、アレルヤ、ライル、グラハムという登場人物の成長物語としては過去のガンダム作品と比較しても劣るものではない素晴らしい作品だったと思います。 特に主人公の刹那は少年兵として洗脳され自分の親を殺しソレスタルビーングのガンダムマイスターになり最後には劇場版で自分なりの「生きてきた理由」を見出しました。アレルヤもハレルヤに「それでも善だ!」って言い返せるようになりましたね。グラハム等にも言える事だと思います。 ラスト近くのOOクアンタの出撃シーンで刹那が微笑むシーンや「良いも悪いも無い」と言いELSの母星に赴くシーンをテレビシリーズ冒頭の「この世界に神なんて居ない」と言いながら戦場を駆ける少年兵の刹那と比較すると「良かったなぁ」と感動してしまいました。 【AIRS】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-10-18 01:33:26)
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