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《ネタバレ》 人格破綻者の軍人鬼頭を三國連太郎が魂を込めた迫真の演技で演じている。
それに負けていないのが、女中から妻となった田中絹代で、穏やかながら鬼気迫るものを感じた。 内容としては淡々と進み、静かに終わりを告げるが、それはまるで軍人鬼頭の人生にかぶる。 鬼頭の生き様が、この映画に投影されている。 日本映画史に名を残す作品とあって、とても見応えがありました。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-10-02 16:43:37)
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