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《ネタバレ》 国難のとき、レジスタンスとして戦った仲間も、強いものの出してくる条件をめぐる妥協か、それとも守るべきもののためにもっと戦うか、その選択をめぐり、かつての仲間同士で殺しあう。アイルランドの歴史問題は、詳しくは知らないが、どこの国の歴史もこのような感じで、泥沼化していっている感じがする。ケンローチの映画は、簡単に答えの出せない社会派が多い。条約批准をめぐる議論の場面は、かつての「大地と自由」を思い起こさせる。発言ひとつひとつに手を抜かない視点を盛り込む姿勢は相変わらずである。
【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-07-30 21:02:30)
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